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住民票をコンビニで取得!本籍地記載のやり方と注意点

住民票をコンビニで取得!本籍地記載のやり方と注意点
最終更新:2026年6月17日

「パスポートの申請に本籍が載った住民票が必要なのに、平日は役所に行けない」
「コンビニで取れると聞いたけど、やり方がわからない」
「取ってみたら本籍が載っていなくて、取り直すはめになった」

——そんな声をよく耳にします。

マイナンバーカードがあれば、本籍地が記載された住民票も全国のコンビニで取得できます。

ただし、本籍を載せるには操作画面で「有」を選ぶ必要があり、ここを見落として失敗する人が後を絶ちません。

この手続きガイドでは、コンビニで本籍地記載の住民票を取る手順と、つまずきやすいポイントをわかりやすく解説します。

1. コンビニで取れる「本籍地記載の住民票」とは

住民票の写しには、住所や氏名・生年月日などのほか、本籍と筆頭者を記載するかどうかを選べます。

役所の窓口で申請するときと同じように、コンビニのマルチコピー機でも本籍を記載した住民票を発行できます。

ただし、何も指定しなければ本籍は記載されないことが多いため、取得時に「記載する」を選ぶ操作が必要です。

1-1. 「本籍記載あり」と「本籍記載なし」の使い分け

本籍が記載された住民票は、パスポート申請や運転免許の手続きなど、特定の場面で求められます。

一方、勤務先への提出や日常的な手続きでは、本籍が記載されていない住民票を求められることもあります。

本籍はプライバシー性の高い情報のため、提出先から指定がない限り、必要なときだけ記載する形が一般的です。

重要

提出先から「本籍地記載のもの」と指定されている場合は、必ず本籍を記載した住民票を取得してください。
本籍の記載漏れがあると、手続きが受理されず取り直しになります。

1-2. 「住民票(本籍記載)」と「戸籍謄本」は別物

ここが最も誤解されやすいポイントです。

「本籍が他県にあるとコンビニでは取れない」という情報を見かけますが、これは戸籍謄本(戸籍証明書)の話と混同されています。

住民票と戸籍謄本は、取得のルールがまったく異なります。

  • 住民票の写し(本籍記載あり)
    住民登録をしている市区町村が発行する証明書です。
    本籍が他県にあっても、住んでいる(住民登録している)市区町村がコンビニ交付に対応していれば取得できます。
    事前の利用登録は不要です。
  • 戸籍全部(個人)事項証明書(戸籍謄本・抄本)
    本籍地の市区町村が発行する証明書です。
    本籍地と住所地が異なる場合は、事前に本籍地への「利用登録申請」が必要で、登録完了まで数日かかります。
    なお、除籍謄本や改製原戸籍、戸籍の附票などはコンビニでは取得できません。
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つまり、本籍地記載の「住民票」を取りたいだけなら、本籍が他県にあっても事前登録は不要です。

住んでいる自治体がコンビニ交付に対応しているかどうかが分かれ目になります。

なお、コンビニ交付では住民票のほかに印鑑登録証明書なども取得できます。印鑑証明書の取り方は次の手続きガイドも参考にしてください。

2. 取得に必要なもの・利用できる人

コンビニで住民票を取得するには、次のものと条件が必要です。

  • 有効なマイナンバーカード
    利用者証明用電子証明書が搭載され、有効期限内のものが必要です。
  • 利用者証明用電子証明書の暗証番号(数字4桁)
    カード受け取り時に設定した4桁の番号です。
    連続して3回間違えるとロックがかかり、窓口での再設定が必要になります。
  • スマホ用電子証明書でも可
    Androidの「スマホ用電子証明書」、iPhoneの「マイナンバーカード(Apple Wallet)」を搭載していれば、カードの代わりに使えます。

通知カード(緑色の紙のカード)や印鑑登録証では利用できません。

注意

コンビニ交付を利用できるのは本人のみです。
15歳未満の方や成年被後見人の方は利用できません。
また、住民登録している市区町村がコンビニ交付に対応していない場合は、全国どのコンビニでも取得できません。

マイナンバーカードの申請方法や使い方全般は、次の完全ガイドで詳しく解説しています。

自分が住んでいる市区町村がコンビニ交付に対応しているか、住民票の手数料がいくらかは、自治体によって異なります。

お住まいの自治体の状況を調べてみましょう。

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3. 利用できるコンビニ・時間・料金

コンビニ交付は、全国の主要なコンビニエンスストアなどで利用できます。

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項目内容
利用できる店舗セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、イオン、セイコーマートなど(マルチコピー機設置店)
利用できる時間毎日6:30〜23:00(土日祝も利用可・年末年始12/29〜1/3を除く)
住民票の手数料1通200円程度が目安(窓口より100円安い自治体が多い。自治体により異なる)
所要時間約8分(操作約5分+印刷・受け取り約3分)

利用できる店舗は全国で約56,000店舗(2025年3月末時点)にのぼります。

マルチコピー機(キオスク端末)が設置されている店舗が対象で、設置のない店舗では利用できません。

対応店舗の詳細は地方公共団体情報システム機構(J-LIS)「利用できる店舗情報」で確認できます。

ポイント

多くの自治体で、コンビニ交付の手数料は窓口より100円安く設定されています。
役所まで行く交通費や待ち時間を考えると、コンビニ交付は時間も費用も節約できる便利な方法です。

なお、スマホ用電子証明書(Androidのスマホ用電子証明書・iPhoneのマイナンバーカード)に対応する店舗は、主要なコンビニを中心に順次拡大しています。

お使いのデバイスが利用できる店舗の最新状況は、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)「利用できる店舗情報」で確認してください。

4. 住民票をコンビニで取る手順(やり方)

マルチコピー機の操作は、画面の案内に従って進めれば数分で完了します。

画面イメージ付きの操作手順は地方公共団体情報システム機構(J-LIS)「証明書の取得方法」でも確認できます。

基本の流れは次のとおりです。

  1. メインメニューで「行政サービス」を選び、「証明書交付サービス」を選んで同意する
  2. マイナンバーカードまたはスマートフォンを所定の場所に置く(かざす)
  3. 利用者証明用電子証明書の4桁の暗証番号を入力する
  4. カード(スマホ)を取り外す(取り忘れに注意)
  5. 「お住まいの市区町村の証明書」を選ぶ
  6. 証明書の種類で「住民票の写し」を選ぶ
  7. 交付種別(世帯全員/世帯の一部など)を選ぶ
  8. 記載事項で「本籍・筆頭者」を「有」にする(後述)
  9. 部数を入力し、発行内容を確認して手数料を投入し、住民票と領収書を受け取る
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使うデバイスによって、操作の細かな順序が少し異なります。

お使いのものを選んで手順を確認してください。

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証明書はA4サイズの普通紙に、偽造防止対策が施された状態で印刷されます。

複数枚にわたる場合もホチキス留めはされないため、取り忘れに注意してください。

5. 【最重要】本籍を記載させる操作と失敗を防ぐコツ

コンビニ交付で最も多い失敗が、本籍を記載しないまま印刷してしまうことです。

手順9の「記載事項選択」の画面で、本籍・筆頭者の記載を「有」にしないと、本籍が載っていない住民票が出てきます。

デフォルト(初期設定)では「無」になっている自治体が多いため、意識して「有」を選ぶ必要があります。

注意

本籍を「有」にし忘れると、本籍が載っていない住民票が印刷されます。
本籍の記載漏れは利用者の操作選択によるものなので、持ち帰った後は差し替えや返金ができません。
必ず発行内容の確認画面で「本籍」が記載される設定になっているかをチェックしてください。
なお、印刷がかすれているなどの不良の場合は、その場で店員に申告すれば返金してもらえます(持ち帰る前に確認してください)。

実際に、本籍の記載を忘れて取り直しになったり、提出先で受理されなかったりする例は少なくありません。

資格登録などで手数料を払った後に気づくと、二度手間になってしまいます。

5-1. マイナンバー(個人番号)入りの住民票は取れない

本籍や筆頭者は選べますが、マイナンバー(個人番号)が記載された住民票は、コンビニ交付では取得できない自治体がほとんどです。

また、住民票コードについては、自治体を問わずコンビニ交付では記載されません。

勤務先などからマイナンバー入りの住民票を求められた場合は、役所の窓口や郵送で請求する必要があります。

5-2. 取れない住民票の種類

次のような住民票は、コンビニ交付では取得できません。

  • 過去の住所を基準にしたものや、氏名が変わる前のもの
  • 転出(予定を含む)の手続きをした後の、その自治体の住民票
  • マイナンバー・住民票コードが記載されたもの(前項を参照)

6. 本籍地記載の住民票が必要になる主な場面

本籍が記載された住民票は、次のような手続きで求められることがあります。提出先から「本籍地記載のもの」と指定されたら、忘れずに本籍を「有」にして取得しましょう。

  • パスポート(旅券)の新規申請(本籍地の都道府県名が必要)
  • 運転免許証の本籍の記載事項変更
  • 国家資格・各種資格の登録(販売従事登録など)
  • 自動車の車庫証明の申請
  • 婚姻・相続などで身分関係の確認が必要な場面

特にパスポート申請や資格登録では、本籍の記載がないと受理されず、再取得の手間と費用がかかります。提出先の案内をよく確認してください。

7. コンビニで取得できないときの原因と対処

操作中に「ご利用いただけないカードです」と表示されたり、住民票が発行できなかったりする場合は、次の原因が考えられます。

原因対処法
利用者証明用電子証明書の有効期限切れ役所の窓口で電子証明書を更新する
暗証番号を3回間違えてロック役所の窓口で暗証番号を再設定する
住民登録地の自治体が未対応窓口または郵送で請求する
利用時間外・システムメンテナンス利用可能な時間帯(6:30〜23:00)に再度試す
転入時にカードの住所変更をしていない役所でカードの継続利用手続きをする

7-1. 電子証明書の有効期限切れ

マイナンバーカードには「カード本体の有効期限」と「電子証明書の有効期限」の2つがあり、電子証明書のほうが先に切れることがあります。

電子証明書が期限切れだとコンビニ交付は使えません。更新の手続きは次の手続きガイドで確認できます。

7-2. 暗証番号を忘れた・ロックした

利用者証明用電子証明書の4桁の暗証番号を連続3回間違えるとロックされます。

ロックの解除や暗証番号の再設定の方法は、次の手続きガイドが参考になります。

7-3. 引っ越し後にカードの住所変更をしていない

転入の手続きの際に、マイナンバーカードの継続利用手続き(住所変更)をしていないと、電子証明書が失効してコンビニ交付が使えなくなります。

引っ越し後のマイナンバーカードの手続きは次を確認してください。

7-4. 内容が誤った証明書や別人の証明書が出たとき

万一、記載内容が誤っている証明書や別人の証明書が発行された場合は、その場で持ち帰らず、マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178)または発行した市区町村にお問い合わせください。

8. よくある質問(FAQ)

Q. 本籍が他県にあっても、コンビニで本籍地記載の住民票を取れますか?

A. 取れます。

住民票は、住民登録をしている市区町村が発行します。

本籍が他県にあっても、住んでいる自治体がコンビニ交付に対応していれば、本籍を記載した住民票を取得できます。事前の利用登録も不要です。

なお、本籍地の市区町村が発行する「戸籍謄本」をコンビニで取る場合は、本籍地と住所地が異なると事前の利用登録申請が必要になります。

Q. マイナンバーカードがなくてもコンビニで住民票を取れますか?

A. 取れません。

コンビニ交付には、マイナンバーカード(またはスマホ用電子証明書)が必須です。

通知カードや印鑑登録証では利用できません。カードがない場合は、役所の窓口や郵送で請求してください。

Q. 家族(同一世帯)の分も取れますか?

A. 同一世帯の方の分は取得できます。

本人または本人と同じ世帯の方の現在の住民票を取得できます。

ただし、別世帯の家族や、すでに転出した方の分は取得できません。

Q. マイナンバー(個人番号)入りの住民票はコンビニで取れますか?

A. 多くの自治体で取れません。

コンビニ交付では、本籍や筆頭者は選べますが、マイナンバーや住民票コードが記載された住民票は取得できない自治体がほとんどです。

マイナンバー入りが必要な場合は、窓口や郵送で請求してください。

Q. 本籍なしの住民票を取ってしまいました。返金できますか?

A. 返金・差し替えはできません。

コンビニ交付で取得した証明書は、内容が違っても返金や差し替えができません。

本籍が必要な場合は、改めて本籍を「有」にして取り直す必要があります。手数料が無駄にならないよう、発行内容の確認画面で必ずチェックしましょう。

9. まとめ

マイナンバーカードがあれば、本籍地記載の住民票も全国のコンビニで手軽に取得できます。最後に要点を確認しましょう。

  • 必要なものは、有効な電子証明書付きのマイナンバーカードと4桁の暗証番号
  • 利用できるのは毎日6:30〜23:00(年末年始を除く)、手数料は200円程度が目安
  • 本籍を載せるには「記載事項選択」で本籍・筆頭者を「有」にする(最重要)
  • デフォルトでは本籍なしになることが多く、取り直し・返金不可なので発行前に必ず確認する
  • 本籍記載の「住民票」は住民登録地で取得でき事前登録は不要。「戸籍謄本」とは別物
  • 取得できないときは、電子証明書の期限切れ・暗証番号ロック・自治体の対応状況・利用時間を確認する

平日に役所へ行く時間が取れなくても、コンビニなら朝から夜まで、土日祝でも住民票を取得できます。

本籍の記載だけ忘れないように注意して、スムーズに手続きを進めましょう。

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