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引っ越し後の車の手続き完全ガイド〜ナンバー変更から車庫証明まで

 引っ越し後の車の手続き完全ガイド〜ナンバー変更から車庫証明まで
最終更新:2026年4月16日

引っ越しで住所が変わると、運転免許証だけでなく、車検証やナンバープレートなど、車まわりでも多くの手続きが必要です。

これらの手続きは法律で義務付けられており、期限内に済ませないと罰金が科されることもあります。

特に「車庫証明」の取得は、その後の手続きのベースとなる重要なステップです。

この手続きガイドでは、引っ越しに伴う車関連の手続きを、初心者にもわかりやすく、順を追って解説します。

バイクや原付をお持ちの方向けの手続きも紹介しているので、ぜひ最後まで確認してください。

引っ越し時の車の手続き、やることチェックリスト

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引っ越し後に必要な車関連の手続きは、主に以下の通りです。

それぞれ期限が定められているので、このリストで確認しながら計画的に進めましょう。

  • 運転免許証の住所変更
  • 車庫証明(自動車保管場所証明書)の取得
  • 車検証(自動車検査証)の住所変更
  • ナンバープレートの変更(管轄が変わる場合)
  • 自動車保険(自賠責保険・任意保険)の住所変更
  • バイク・原付の住所変更(該当する方のみ)

引っ越しに伴うすべての手続きをまとめて確認したい方は、以下の手続きガイドも参考にしてください。

1. 運転免許証の住所変更

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車の手続きで最初に必要になることが多いのが、住所変更済みの運転免許証です。

まずはここから始めましょう。

手続きを怠ると2万円以下の罰金が科される可能性があります。

  • 手続きの場所
    新しい住所を管轄する警察署、運転免許センター、運転免許試験場
  • 申請期限
    速やかに(法律上の明確な期限はないが、他の手続きで必要)
  • 必要なもの
    • 運転免許証
    • 住民票の写し(発行から6ヶ月以内のマイナンバーカード非搭載のもの)
    • 印鑑(不要な場合が多い)
    • 運転免許証記載事項変更届(窓口で入手)
    • (自治体による)公共料金の領収書など新しい住所がわかるもの

運転免許証の住所変更については、以下の手続きガイドで詳細を解説しているので参考にしてください。

2. 車庫証明(自動車保管場所証明書)の取得

新しい駐車場を確保していることを証明する「車庫証明」は、車検証の住所変更に必須の書類です。

この手続きを怠ると「車庫飛ばし」という違法行為とみなされ、10万円以下の罰金が科される可能性があります。

車庫証明の申請方法・必要書類の詳細については以下の手続きガイドをご覧ください。

注意

軽自動車の場合、地域によっては車庫証明が不要な場合がありますが、「保管場所届出」が必要な都市部も多くあります。
お住まいの地域での軽自動車の届出要否を調べてみましょう。

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3. 車検証(自動車検査証)の住所変更

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車検証の住所変更は、普通自動車か軽自動車かで手続きの場所が異なります。

これを怠ると、50万円以下の罰金という重い罰則があるので、必ず行いましょう。

普通自動車軽自動車
手続きの場所新しい住所を管轄する運輸支局新しい住所を管轄する軽自動車検査協会
申請期限住所変更から15日以内住所変更から15日以内
必要なもの・申請書(窓口で入手)
・手数料納付書(窓口で入手)
・車検証(原本)
・住民票の写し(発行から3ヶ月以内のもの)
・車庫証明(発行から1ヶ月以内のもの)
・印鑑(認印)
・自動車検査証記入申請書(窓口で入手)
・車検証(原本)
・住民票の写し または 印鑑証明書(発行から3ヶ月以内のもの)
・(管轄が変わる場合)ナンバープレート
ヒント

車庫証明の取得には申請から交付まで3〜7日程度かかります。
15日以内の期限を守るため、引っ越し後はできるだけ早く車庫証明の申請を行いましょう。

3-1. オンラインで車検証の住所変更をする方法(OSS)

普通自動車をお持ちの方は、自動車ワンストップサービス(OSS)を利用して、車庫証明の申請から車検証の住所変更(変更登録)までをオンラインで行えます。

2024年10月からはスマートフォン(Android/iOS)からの申請にも対応しており、電子車検証のICチップをNFCで読み取って手続きができます。

OSSを利用するための条件

  • マイナンバーカード(署名用電子証明書が有効なもの)
  • ICカードリーダーまたはNFC対応スマートフォン
  • インターネットバンキングまたはクレジットカード(手数料の電子納付用)
  • 電子車検証(ICチップ付きのもの)

OSSを利用するメリット

  • 警察署や運輸支局の窓口に行く回数を大幅に削減できる
  • ナンバープレートの交換を次回車検時まで延長できる(OSSで本人申請の場合)
  • 平日に窓口へ行く時間がない方でも手続きしやすい

OSSの注意点

  • 軽自動車はOSSの対象外です。
    軽自動車検査協会での窓口手続きが必要です
  • OSSの申請画面は操作が複雑で、慣れていない方は窓口での手続きの方がスムーズな場合もあります
  • 車のローンなどで所有者が自分でない場合、所有者(ローン会社等)の委任状が必要で、手続きが難しくなることがあります

4. ナンバープレートの変更

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他の市区町村への引っ越しで、運輸支局の管轄が変わる場合は、ナンバープレートの変更も必要です。

車検証の住所変更と同時に行います。

  • 手続きの場所
    新しい住所を管轄する運輸支局、または軽自動車検査協会
  • 申請期限
    車検証の住所変更と同時
  • 必要なもの
    • 車検証の住所変更に必要な書類一式
    • 変更前のナンバープレートが付いた車両(運輸支局に車で乗り付ける必要があります)
ヒント

希望ナンバーやご当地ナンバープレートにしたい場合は、このタイミングで申請できます。

ナンバープレートをそのまま使い続けたい場合

「引っ越し先でもナンバープレートを変えたくない」という方は多いですが、管轄が変わる場合、原則としてナンバープレートの変更は義務です。

ただし、自動車ワンストップサービス(OSS)本人申請した場合に限り、ナンバープレートの交換を次回の車検時まで延長できる制度があります。

「窓口に車を持ち込む時間がない」「お気に入りのナンバーをもう少し使いたい」という方は、OSSの利用を検討してみてください。

5. 自動車保険の住所変更

自動車保険(自賠責保険、任意保険ともに)の住所変更を忘れると、更新の案内が届かなかったり、万が一の事故の際に手続きがスムーズに進まない可能性があります。

  • 手続きの場所
    加入している保険会社の窓口、郵送、インターネット
  • 申請期限
    速やかに
  • 必要なもの
    • 保険証券
    • 印鑑
    • 本人確認書類

6. バイク・原付の住所変更

バイクや原付をお持ちの方も、引っ越し時に住所変更の手続きが必要です。

排気量によって手続きの場所や必要書類が異なるため、ご自身のバイクに該当する区分を確認してください。

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7. ディーラーに手続きを代行してもらう

「手続きが複雑で自分ではできそうにない」「平日に窓口へ行く時間がない」という方は、ディーラーや行政書士に手続きの代行を依頼することも可能です。

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代行費用の目安

手続き自分でやる場合ディーラー代行の場合
車庫証明の取得代行2,500〜3,000円程度1万〜3万円程度
車検証の住所変更350円程度5,000〜1万円程度
ナンバープレートの変更1,500〜2,000円程度上記に含まれることが多い
ポイント

代行費用はディーラーや行政書士によって異なります。
事前に見積もりを取って比較しましょう。

代行を依頼するメリット

  • 書類の記入や申請手続きをすべて任せられる
  • 平日に仕事を休む必要がない
  • 書類の不備で何度も窓口に行くリスクがない

代行を依頼するときの注意点

  • 車庫証明の申請には、駐車場の使用承諾書(賃貸の場合)など自分で用意する書類がある
  • ナンバープレートの変更がある場合、車両をディーラーに預ける必要がある
  • 代行費用は手続きの実費に加えて別途1万〜4万円程度かかる

Q&A よくある質問

Q. 手続きは本人以外でもできる?

A. ほとんどの手続きは委任状があれば、代理人による申請が可能です。

ただし、運転免許証の住所変更は、原則本人が行う必要があります。

Q. 手続きにかかる費用はどれくらい?

A. すべて自分で手続きした場合の費用の目安は以下の通りです。

手続き費用(目安)
運転免許証の住所変更無料
車庫証明の取得2,500〜3,000円程度
車検証の住所変更(印紙代)350円程度
ナンバープレートの変更1,500〜2,000円程度
合計4,350〜5,350円程度

これらの手続きをディーラーや行政書士に代行してもらう場合は、別途1万〜4万円程度の代行手数料がかかります。

詳しくは「7. ディーラーに手続きを代行してもらう」をご覧ください。

Q. 手続きにかかる日数はどれくらい?

A. すべての手続きを完了するには、目安として2〜3週間程度かかります。

手続き所要日数の目安
運転免許証の住所変更即日
車庫証明の取得申請から3〜7日程度
車検証の住所変更・ナンバープレート変更即日(運輸支局での手続き)
自動車保険の住所変更即日〜数日
ポイント
  • 車庫証明の取得に時間がかかるため、引っ越し後すぐに申請するのがおすすめです
  • 運輸支局や軽自動車検査協会の窓口は平日のみ営業しているため、平日に時間を確保する必要があります

Q. 自動車ワンストップサービス(OSS)は使える?

A. 普通自動車をお持ちの方は、OSSを利用してオンラインで申請できます。

詳しくは「3-1. オンラインで車検証の住所変更をする方法(OSS)」をご覧ください。

Q. 手続きを忘れていた(15日を過ぎてしまった)場合はどうなる?

A. 遅れてしまった場合でも、できるだけ早く手続きを行いましょう。

法律上は「住所変更から15日以内」に届出が必要で、超過した場合は50万円以下の罰金の規定があります(道路運送車両法)。

ただし実際には、単なる忘れや多忙による遅延で罰金を科されたケースはほとんど報告されていません。

「車庫飛ばし」のような悪質な違反でなければ、窓口で遅延を咎められることもまずありません。

とはいえ、住所変更をしないままでいると以下のようなデメリットがあります。

  • 自動車税の納付書が届かなくなる
  • リコール通知が届かない
  • 車を売却する際にスムーズに進まない
  • 保険の手続きに支障が出る可能性がある

気づいた時点で速やかに手続きしましょう。

Q. 車のローンが残っている(所有者が自分でない)場合はどうする?

A. 所有者であるローン会社やディーラーの委任状が必要です。

車検証の「所有者」欄がローン会社やディーラーになっている場合、使用者であるあなただけでは住所変更ができません。

所有者に連絡して委任状を取得してから手続きを行います。

ディーラーで購入した車の場合は、購入先のディーラーに相談すると委任状の手配や手続きの代行をしてもらえることが多いです。

Q. 同じ市区町村内の引っ越しでも手続きは必要?

A. 駐車場の場所が変わる場合は、車庫証明の手続きが必要です。

同じ市区町村内の引っ越しであっても、駐車場の場所が変われば車庫証明(保管場所届出)の提出が必要です。

車庫証明を取得したうえで、車検証の住所変更も行います。

ただし、運輸支局の管轄が変わらなければ、ナンバープレートはそのままです。

Q. ナンバープレートを変えずにそのまま使い続けることはできる?

A. OSSを利用すれば、ナンバープレートの交換を次回車検時まで延長できます。

管轄が変わる引っ越しの場合、原則としてナンバープレートの変更は義務です。

ただし、自動車ワンストップサービス(OSS)本人申請による住所変更を行った場合、ナンバープレートの交換を次回の車検時まで延長できる制度があります。

なお、OSSを使わず窓口で手続きする場合は、管轄が変わるとナンバープレートの即時変更が必要です。

まとめ

引っ越し後の車の手続きは種類が多く、期限も短いため、少し大変に感じるかもしれません。

しかし、手続きを怠ると罰金だけでなく、税金の通知が届かないなどのトラブルにもつながります。

この手続きガイドのチェックリストを活用し、一つずつ着実に進めて、快適なカーライフをスタートさせましょう。

「平日に窓口へ行く時間がない」という方は、「OSSによるオンライン申請」や「ディーラーへの代行依頼」も検討してみてください。

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