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子供が発達障害かも?相談先・検査・就学先の選び方

子供が発達障害かも?相談先・検査・就学先の選び方
最終更新:2026年5月3日

「うちの子、ほかの子と比べて言葉が遅い気がする…」
「園の先生から『発達相談に行ってみては』と言われた」
「小学校は普通学級でいいの?特別支援学級の方がいいの?」

こうした不安を抱えながらも、どこに相談すればいいのか、どんな検査があるのか分からず、一歩を踏み出せずにいる方は少なくありません。

この手続きガイドでは、子供の発達が気になったときの相談先の選び方から、発達検査・診断の流れ、療育(発達支援)を受けるまでの手続き、就学先の選択までを、ステップごとにわかりやすく解説します。

「診断がつかないグレーゾーンでも支援は受けられるの?」という疑問にもお答えしますので、お子さんの発達が少しでも気になる方は、ぜひ参考にしてください。

1. 発達障害とは — 種類と特徴をやさしく解説

発達障害は、生まれつきの脳の働き方の違いによるもので、親の育て方や本人の努力不足が原因ではありません。

発達障害者支援法(平成16年法律第167号)では、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害」と定義しています。

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1-1. 主な発達障害の種類

ASD(自閉スペクトラム症)

以前は「自閉症」「アスペルガー症候群」「広汎性発達障害」などと分けて呼ばれていましたが、現在はまとめて「自閉スペクトラム症(ASD)」と呼ばれています。

  • コミュニケーションの困難
    言葉や視線、表情、身振りを使ったやり取りが苦手
  • こだわりの強さ
    特定のものごとに強い関心を持ち、同じパターンを好む
  • 感覚の過敏さ
    音や光、触感に対して敏感な場合がある

ADHD(注意欠如・多動症)

  • 不注意
    集中を続けることが難しく、ミスが多い
  • 多動性
    じっとしていることが苦手で、動き回る
  • 衝動性
    順番を待てない、思いついたらすぐ行動する

LD(学習障害)

知的発達に遅れはないものの、「読む」「書く」「計算する」など特定の学習能力に困難がある状態です。

就学後に気づかれることが多く、文字を読むのが極端に遅い、文字の形を覚えにくいなどの特徴があります。

発達障害は複数の特性が重なることも

ASDとADHDの両方の特性を持つなど、複数の障害が重なって現れることもあります。
一つの診断名にこだわらず、お子さん個人の特性を理解することが大切です。

1-2. 年齢別の気づきのサイン

発達障害の特性は年齢によって現れ方が異なります。

以下はあくまで目安であり、「当てはまるから発達障害」というわけではありません。

年齢気になるサインの例
1歳半〜2歳指差しをしない、名前を呼んでも振り向かない、単語が出ない
3歳二語文が出ない、ごっこ遊びをしない、強いこだわりがある
4歳集団行動が難しい、順番を待てない、お友達とのやり取りが一方的
5歳指示が通りにくい、文字や数字に極端な苦手がある、感情のコントロールが難しい
6歳(就学前)年長クラスの集団活動についていけない、ひらがなの読み書きに極端な困難がある、ルールのある遊びで約束を守れない

1-3. 「グレーゾーン」とは

「グレーゾーン」とは、発達障害の特性がいくつか見られるものの、診断基準を完全には満たさない状態を指す通称です。

医学的な正式名称ではありませんが、多くの保護者がこの言葉で自分の子供の状態を表現しています。

グレーゾーンでも支援は受けられます

「診断がつかないと何も支援が受けられない」と思われがちですが、それは誤解です。
通所受給者証はグレーゾーンのお子さんでも取得でき、療育サービスを利用できます。
詳しくは「4. 療育(発達支援)を受けるまでの手続き」で解説します。

2. 最初の一歩 — どこに相談すればいい?

「子供の発達が気になるけど、どこに行けばいいの?」という声はSNS上でも非常に多く聞かれます。

結論から言えば、まずはお住まいの市区町村の窓口に電話するのが最もスムーズです。

2-1. 相談先の一覧と特徴

相談先特徴費用おすすめの場面
保健センター(母子保健課)乳幼児健診を実施する窓口。保健師に相談可能無料初めての相談、何をすればいいかわからないとき
子育て支援課(市区町村)子育て相談全般の窓口無料子育ての困りごと全般
児童発達支援センター発達が気になる子供と家族を支援する専門機関無料発達検査や療育を検討しているとき
かかりつけ小児科日頃の健康管理で通っている医師保険適用身体面も含めた総合的な相談
発達障害者支援センター都道府県・政令指定都市設置の専門機関無料専門的な情報が欲しいとき

2-2. 各相談先の詳しい説明

保健センター(母子保健課)

乳幼児健診(1歳半健診・3歳児健診)を実施している窓口です。

電話一本で相談予約ができるため、最初の一歩として最もハードルが低い場所です。

保健師が子供の発達状況を聞き取り、必要に応じて専門機関を紹介してくれます。

5歳児健診が始まっています

1歳半健診・3歳児健診では見つかりにくかったADHDやLDなどの発達特性を、就学前に把握するための5歳児健診を導入する自治体が増えています。
国は2026年度までに全自治体での実施を目指しています。
お住まいの自治体で5歳児健診が実施されているか、保健センターに確認してみてください。

児童発達支援センター

市区町村が設置する、発達が気になる子供とその家族を支援する専門機関です。

診断がなくても利用でき、発達検査も受けられることが大きな特徴です。

心理士による発達評価、保護者との面談、療育プログラムへの案内など、幅広い支援を提供しています。

発達障害者支援センター

発達障害情報・支援センター「相談窓口の情報」で全国のセンターを地図から確認できます。

発達障害のある方やそのご家族に対して、保健・医療・福祉・教育・労働などの分野と連携した総合的な相談支援を行っています。

かかりつけ小児科

日頃お子さんの健康管理で通っている小児科も、発達の相談窓口になります。

医師から直接、専門の医療機関(小児神経科・児童精神科)への紹介状を書いてもらえるため、診断までの流れがスムーズになることがあります。

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相談前に準備しておくと良いこと
  • お子さんの生育歴(首すわり、歩き始め、言葉の発達の時期)
  • 日常生活で困っていること(具体的なエピソード)
  • 母子健康手帳(発達の記録が残っている)
  • 園(保育園・幼稚園)の先生からの指摘内容(もしあれば)

3. 発達検査・診断の流れと費用

「どの病院に行けばいいのか」「検査にはいくらかかるのか」など、気になるポイントを順番に解説します。

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3-1. 相談から診断までのステップ

発達障害の診断は、一度の受診で決まるものではありません。

複数回の面談、検査、行動観察を経て、総合的に判断されます。

  1. 相談 — 保健センターや発達支援センターに相談
  2. 発達検査 — 心理士が検査を実施(後述)
  3. 医師の診察 — 小児神経科や児童精神科の専門医が診察
  4. 診断 — 検査結果・行動観察・生育歴をもとに総合的に判断
  5. 支援計画 — 診断結果に基づいた支援の方向性を決定
初回の相談で「診断」されるわけではありません

最初の相談は「発達の状態を専門家に見てもらう」ためのものです。
「相談に行ったら診断されてしまうのでは」と心配する方もいますが、相談と診断は別のステップです。
まずは気軽に相談してみてください。

専門医療機関は予約待ちが長いことがあります

児童精神科や小児神経科は全国的に医師が不足しており、初診まで3〜6ヶ月待ちになることも珍しくありません。
「予約が取れない」と焦る前に、以下を検討してください。

  • 待機中に市区町村の発達支援センターで先に発達検査を受ける(無料で検査可能な場合が多い)
  • かかりつけ小児科から紹介状をもらうと予約が取りやすくなることがある
  • 複数の病院に問い合わせる — 初診枠の空き状況は病院によって異なります

3-2. 主な発達検査の種類

検査名対象年齢検査時間特徴
新版K式発達検査0歳〜成人30分〜60分運動・認知・言語社会の3領域を評価。乳幼児の発達全般を把握
WISC-V知能検査5歳〜16歳約60分〜90分IQと認知能力(言語・視空間・流動性推理・ワーキングメモリ・処理速度)を測定
田中ビネー知能検査V2歳〜成人約60分知能指数(IQ)を算出。日本で広く使用

検査はお子さんが緊張や疲れで本来の力を発揮できないこともあるため、検査結果だけで判断されることはありません。

日常生活での様子や保護者からの聞き取り、園での行動観察なども含めた総合的な評価が行われます。

3-3. 検査・診断にかかる費用

検査場所費用の目安
市区町村の発達支援センター無料
医療機関(保険適用・3割負担)初診料+検査料 合計 3,000〜10,000円程度
民間機関(自費)10,000〜50,000円程度

費用はお住まいの地域や医療機関によって異なります。

市区町村の発達支援センターでは無料で発達検査を受けられることが多いため、まずは地域の窓口に問い合わせてみてください。

乳幼児医療費助成が使える場合も

お住まいの自治体の乳幼児医療費助成制度(マル乳)の対象年齢内であれば、医療機関での検査も自己負担が軽減される場合があります。

3-4. 「診断を受けるデメリット」への不安

「診断を受けると将来不利になるのでは?」という不安を持つ保護者の方は少なくありません。

結論から言えば、診断を受けること自体がお子さんの不利益になることはありません

  • 発達障害の診断は、保険証や住民票に記録されるものではありません
  • 就職時に開示する義務もありません
  • 診断を受けることで、お子さんに合った支援(療育・合理的配慮)を受けやすくなります

むしろ、特性を知らないまま適切な支援を受けられないことの方が、お子さんにとっての不利益につながる可能性があります。

4. 療育(発達支援)を受けるまでの手続き

療育(発達支援)とは、発達に遅れや偏りのある子供に対して、一人ひとりの特性に合わせた支援プログラムを提供するサービスです。

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4-1. 療育サービスの種類

サービス名対象内容
児童発達支援未就学児(0〜6歳)日常生活の基本動作、集団生活への適応訓練など
放課後等デイサービス就学児(6〜18歳)放課後や長期休暇中の生活能力向上、社会との交流促進
保育所等訪問支援保育所・幼稚園・学校に通う子供訪問支援員が園や学校を訪問し、集団生活への適応を支援

4-2. 通所受給者証の取得手順

療育サービスを利用するには、市区町村が発行する通所受給者証が必要です。

  1. 市区町村の福祉課(障害福祉課)に申請
    「子供の発達のことで、児童発達支援を利用したい」と伝えてください
  2. 医師の意見書(または診断書)を提出
    かかりつけ医や発達専門医に書いてもらいます
  3. 自治体による審査・聞き取り
    お子さんの状態や支援の必要性を確認する面談が行われます
  4. 受給者証の交付
    審査後、利用可能な日数とともに受給者証が発行されます
診断がなくても受給者証は取得できます

通所受給者証の取得に、発達障害の確定診断は必須ではありません。
医師の意見書に「発達支援が必要」と記載されていれば、グレーゾーンのお子さんでも取得できるケースが多くあります。
まずはお住まいの市区町村の福祉課に相談してみてください。

4-3. 利用者負担について

療育サービスの利用者負担は原則1割で、世帯の所得に応じた月額上限額が設定されています。

世帯の所得区分月額上限額
生活保護世帯・住民税非課税世帯0円
住民税課税世帯(所得割28万円未満)4,600円
上記以外37,200円

3〜5歳のお子さんが利用する児童発達支援は、2019年10月からの幼児教育・保育の無償化により、利用者負担が無償となっています。

4-4. 療育施設の選び方

通所受給者証が交付されたら、お子さんに合った施設を選びます。

  • 支援内容
    個別療育か集団療育か、どんなプログラムがあるか
  • 通いやすさ
    自宅や園からの距離、送迎サービスの有無
  • 指導員の専門性
    作業療法士、言語聴覚士、心理士などの配置
  • 施設の雰囲気
    見学して、お子さんとの相性を確認

多くの施設で見学や体験を受け付けていますので、複数の施設を比較検討することをおすすめします。

5. 就学先の選び方 — 普通学級・特別支援学級・通級

「うちの子は普通学級でやっていける?」「特別支援学級の方が合っている?」という就学先の選択は、多くの保護者にとって大きな悩みの一つです。

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5-1. 就学相談とは

就学相談とは、障害のある子供や発達が気になる子供の就学先を決めるための、保護者・教育委員会間の話し合いのプロセスです。

就学時健康診断のように自動で通知が届くものではなく、保護者が自ら申し込む必要があります。

申し込み先は市区町村の教育委員会です。

5-2. 就学先の選択肢

就学先対象特徴
通常学級すべての子供一般的な学級。合理的配慮の申請が可能
通級指導教室(通級)通常学級に在籍しながら一部の時間だけ利用週に数時間、別室で個別の指導を受ける
特別支援学級障害の程度に応じた少人数学級1学級8人以下。個別の教育支援計画に基づく指導
特別支援学校障害の程度が比較的重い子供専門的な設備と教員配置(※)

※特別支援学校の入学手続きについては、お住まいの都道府県教育委員会にお問い合わせください。本ガイドでは上記3つの選択肢を中心に解説します。

通常学級

すべての子供が学ぶ一般的な学級です。

発達障害のあるお子さんでも、合理的配慮を申請することで通常学級で学ぶことができます。

具体的な合理的配慮の例は以下のとおりです。

  • 座席の配慮
    注意が逸れにくいよう、教壇の近くや窓から離れた席にする

  • 指示の出し方の工夫
    口頭だけでなく、板書やカードなど視覚的な手がかりを併用する

  • テスト時の配慮
    別室での受験や、時間延長を認める

  • 感覚過敏への対応
    イヤーマフの使用許可や、蛍光灯のちらつき対策など

合理的配慮を受けるには、担任の先生→特別支援教育コーディネーター→校内委員会という流れで相談します。

通級指導教室(通級)

通常学級に在籍しながら、週に1〜8時間程度、別室で障害に応じた特別な指導を受ける仕組みです。

対人関係づくりやコミュニケーション能力の向上、読み書きの支援など、お子さんの課題に合わせた個別指導が行われます。

特別支援学級

障害の種類(知的障害、自閉症・情緒障害など)に応じて設置される少人数学級です。

1学級あたり8人以下で、個別の教育支援計画に基づいたきめ細かな指導が行われます。

交流学級として通常学級の授業や行事に参加する機会もあります。

5-3. 就学相談の流れ

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  1. 申し込み
    市区町村の教育委員会に保護者が申し込みます。通っている園を通じて申し込めることもあります
  2. 面談(複数回)
    お子さんの生育歴、園での様子、保護者の希望を聞き取ります
  3. 発達検査・医師の診察
    必要に応じて、心理士が発達検査を実施し、専門医が診察します
  4. 学校見学・体験
    通級指導教室や特別支援学級の見学・体験ができます
  5. 行動観察
    就学支援委員会の方が園を訪問し、集団の中でのお子さんの様子を観察します
  6. 審議(就学支援委員会)
    面談・検査結果・行動観察をもとに就学先を審議します
  7. 結果の通知と面談
    審議結果を保護者に伝え、最終的な就学先について話し合います
最終決定権は保護者にあります

就学支援委員会の審議結果はあくまで「意見」であり、最終的な就学先の決定権は保護者にあります。
審議結果と保護者の希望が異なる場合は、再度面談を行うことができます。

5-4. 就学後の転学も柔軟に可能

「一度決めたら変えられないのでは?」と心配される方もいますが、近年は学びの場を柔軟に見直す方向に進んでいます。

通常学級から特別支援学級へ、あるいは特別支援学級から通常学級への転学も、お子さんの発達の状態や適応の状況に応じて検討できます。

担任や特別支援教育コーディネーターに相談してみてください。

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6. 親のための支援とセルフケア

発達障害のある(またはその可能性がある)お子さんの子育ては、保護者自身にも大きな精神的・身体的負担がかかります。

「子供を愛しているのに、つい厳しく当たってしまう」「周囲に理解してもらえない」という声は、SNS上にも数多く見られます。

一人で抱え込まず、保護者自身も支援を利用してください。

6-1. 保護者向けの支援

  • ペアレントトレーニング
    子供への関わり方を学ぶプログラムです。発達支援センターや療育施設で実施されていることがあります
  • 親の会・家族会
    同じ悩みを持つ保護者同士で情報交換や交流ができます。市区町村の広報誌や発達障害者支援センターで情報を得られます
  • 相談支援専門員
    障害児相談支援事業所の相談支援専門員が、サービスの利用計画の作成や関係機関との連絡調整をサポートしてくれます

6-2. つらくなったときの相談先

一人で頑張りすぎないでください

子育てに疲れたとき、誰かに話を聞いてほしいとき、以下の相談先を利用してください。

  • よりそいホットライン:
    0120-279-338(24時間対応)
  • 児童相談所虐待対応ダイヤル:
    189(いちはやく)
  • 子育て・女性健康支援センター:
    お住まいの保健センターに問い合わせ

よくある質問(FAQ)

Q. 発達相談に行ったら必ず診断されますか?

A. いいえ、相談と診断は別のステップです。

発達相談はお子さんの状態を専門家と一緒に確認するもので、相談したからといって自動的に診断が下されるわけではありません。

「もう少し様子を見ましょう」となる場合もあれば、「詳しい検査を受けてみましょう」と勧められる場合もあります。

Q. 診断を受けると将来不利になりますか?

A. いいえ、診断が不利益につながることはありません。

詳しくは「3-4. 診断を受けるデメリットへの不安」で解説していますが、診断は保険証や住民票に記録されず、就職時の開示義務もありません。

早期に特性を把握して適切な支援につなげることが、お子さんの成長にとって大きなメリットになります。

Q. グレーゾーンでも療育を受けられますか?

A. はい、受けられます。

通所受給者証は、発達障害の確定診断がなくても取得できます。

医師の意見書に「発達支援が必要」と記載されていれば、グレーゾーンのお子さんでも療育サービスを利用できるケースが多くあります。

Q. 就学相談は必ず受けなければいけませんか?

A. 義務ではありませんが、利用することをおすすめします。

就学相談を受けなくても、すべての子供は地域の通常学級に入学する権利があります。

ただし、通級指導教室や特別支援学級の利用を検討している場合は、就学相談が入口になります。

お子さんに合った学びの場を知るためにも、迷ったら教育委員会に相談してみてください。

Q. 特別支援学級から普通学級に戻れますか?

A. はい、転学は可能です。

近年は、お子さんの発達状態や適応状況に応じて、学びの場を柔軟に変更できるようになっています。

「一度特別支援学級に入ったら戻れない」ということはありません。

担任や特別支援教育コーディネーターに相談してみてください。

まとめ

この手続きガイドでは、子供の発達障害が気になったときの相談先から就学先の選択まで、ステップごとに解説しました。

  • まずは市区町村の保健センターや児童発達支援センターに相談
    電話一本で予約でき、無料で相談できます
  • 発達検査は複数の種類があり、費用は公的機関なら無料
    民間医療機関でも保険適用で数千円程度です
  • 診断を受けること自体がデメリットになることはない
    早期の支援が子供の成長を助けます
  • グレーゾーンでも療育サービスは利用できる
    通所受給者証は確定診断なしでも取得可能です
  • 就学先の最終決定権は保護者にある
    就学後の転学も柔軟に検討できます
  • 保護者自身の支援も大切
    ペアレントトレーニングや親の会を活用してください

「気になる」と感じたときが、相談の始めどきです。

お子さんの特性を早めに理解し、適切な支援につなげることが、お子さんの健やかな成長の大きな助けになります。

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