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一戸建ての防犯対策〜無施錠リスクと空き巣を防ぐ方法

一戸建ての防犯対策〜無施錠リスクと空き巣を防ぐ方法
最終更新:2026年6月3日

「ちょっとゴミ出しに行くだけだから」
「30分くらいの買い物なら鍵はかけなくても大丈夫」
——そんな油断が、空き巣に狙われる入口になっています。

警察庁の統計を見ても、空き巣など住宅を狙った侵入窃盗の手口で最も多いのは、鍵のかかっていない場所から入る「無締り(むじまり)」です。

この手続きガイドでは、データから見える一戸建ての防犯リスクを整理したうえで、今日からできる防犯対策と費用の目安、防犯設備の補助金を使う手続き、そして万一被害に遭ってしまったときの警察への届出と火災保険の請求までを、順を追って解説します。

1. データで見る一戸建ての無施錠リスク

まずは「一戸建てがどれだけ狙われやすいか」「自分の施錠習慣は大丈夫か」を、客観的なデータで確認しておきましょう。

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1-1. 一戸建ては最も狙われやすい住宅

警察庁のまとめによると、住宅を対象とした侵入窃盗の発生場所別では、一戸建住宅が最も多くを占めています。

マンションのようなオートロックや管理人がいない一戸建ては、敷地に入りやすく、人目につきにくい窓や裏口が多いことから、侵入犯にとって「入りやすい家」になりやすいのです。

1-2. 侵入手口の第1位は「無施錠」

警察庁が公表した令和6年(2024年)のデータでは、住宅への侵入手口として最も多いのが「無締り(無施錠)」、次いで「ガラス破り」となっています。

一戸建て住宅では、無締り → ガラス破り → ドア鍵破りの順に多くなっています。

つまり、最も多い侵入手口は、特別な技術を使ったこじ開けではなく「鍵のかけ忘れ」だということです。

重要

どんなに高性能な鍵や防犯ガラスを設置しても、鍵をかけなければ意味がありません。
防犯対策の出発点は、お金をかける前に「必ず施錠する習慣」を身につけることです。

1-3. 調査が示す「意識と行動のギャップ」

5団体防犯建物部品普及促進協議会が全国47都道府県の一戸建て居住者(計4,700人)に行った「全国戸建住宅に関する防犯意識調査」(SUUMOジャーナルの報道)では、一戸建て居住者の防犯意識と実際の行動に、次のようなギャップがあることがわかりました。

  • 約60%が防犯に不安を感じている
    一方で、約52%が「防犯対策に関心がある」と回答
  • 在宅中でも約24%が無施錠
    家にいるからと油断して鍵をかけていない
  • 30分以内の短期外出では約33%が無施錠
    「すぐ戻るから」という油断で約3割が鍵をかけていない

「不安はあるのに、施錠という最も基本的な対策ができていない」という状態が、多くの家庭で起きているのです。

1-4. 侵入窃盗は減少、でも手口は凶悪化

数字だけ見ると、住宅を対象とした侵入窃盗は平成16年(2004年)以降、連続して減少しています。

令和6年(2024年)も前年より減少しました。

しかし安心はできません。

近年は、住人を脅して金品を奪う「侵入強盗」で、在宅中でも複数人で押し入る、宅配業者や点検業者を装うといった、手口の巧妙化・凶悪化が指摘されています。

件数の多寡だけでなく、被害の深刻さに目を向ける必要があります。

注意

近年は「在宅していれば安心」とは言い切れません。
在宅中の施錠や、訪問者をインターホンのカメラで確認する習慣も重要になっています。

2. 空き巣の侵入手口と狙われやすい家

効果的な対策を考えるには、「どこから」「どうやって」侵入されるのかを知ることが近道です。

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2-1. 侵入口は「窓」と「玄関」で7割超

警察庁の令和6年(2024年)のデータでは、侵入窃盗の侵入口は「窓」と「表出入口(玄関などの主要な出入口)」を合わせて全体の7割以上を占めています。

特に一戸建てでは、道路から見えにくい裏側や庭に面した窓が狙われやすく、対策の優先順位は「窓 → 玄関」と考えるとよいでしょう。

2-2. 代表的な侵入手口

侵入犯が使う主な手口は次のとおりです。

  • 無締り(無施錠)
    施錠していない窓や玄関から、そのまま侵入する最も多い手口。
  • ガラス破り
    窓ガラスを割り、空いた穴から手を入れてクレセント錠を開ける手口。器具を使えば数秒で開いてしまう。
  • こじ破り(こじ開け)
    バールなどの工具をドアや窓の隙間に差し込み、てこの原理で強引にこじ開ける手口。
  • ピッキング
    特殊な工具を鍵穴に差し込み、シリンダー錠を解錠する手口。対応していない錠だと短時間で開く。
  • サムターン回し
    ドアに穴を開けるなどして、室内側のつまみ(サムターン)を外から操作して解錠する手口。
  • 合鍵(合い鍵)
    玄関周りや郵便受けなどに隠した予備鍵を見つけて使う手口。特に集合住宅で多い。
網入りガラスは「防犯ガラス」ではありません

窓に入っている網入りガラスは火災の延焼防止が目的で、防犯効果はありません。
また、鍵の周りだけに防犯フィルムを部分的に貼っても、別の場所を大きく割られると意味がありません。
防犯フィルムは窓ガラスの全面に貼りましょう。

2-3. 空き巣が狙う家・嫌う家

空き巣は、いきなり侵入するわけではありません。

多くの場合、事前に「下見」をして、入りやすく逃げやすい家を選んでいます。

下見でチェックされやすいポイントは次のとおりです。

  • 留守がちかどうか(郵便物のたまり具合・洗濯物・夜間の照明)
  • 道路や隣家から見えにくい死角があるか
  • 塀や植栽で囲まれ、侵入後の姿が隠れるか
  • 窓や玄関の鍵が古く、短時間で開けられそうか

逆に、空き巣が嫌うのは「侵入に時間がかかる家」と「人の目が多い地域」です。

侵入に5分以上かかると、約7割の侵入者が侵入をあきらめるといわれています。

ポイント

「侵入に時間がかかる」「近所の目がある」と思わせることが、空き巣を遠ざける最大のコツです。
高価な設備をそろえる前に、施錠・整理整頓・あいさつといった「狙わせない工夫」から始めましょう。

3. 今日からできる防犯対策

ここからは、具体的な防犯対策を「お金をかけずにできること」から順に紹介します。費用の目安もあわせて確認してください。

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3-1. お金をかけずにできること

まずは費用ゼロ、または数百円で始められる基本の対策です。これだけでも侵入リスクは大きく下がります。

  • 必ず施錠する習慣をつける
    ゴミ出しや庭仕事など、短時間の外出でも玄関と窓の鍵をかける。
    在宅中も使っていない部屋の窓は施錠する。
  • 建物の周囲を整理整頓する
    足場になる脚立や物置、植木鉢を窓の下に置かない。
    塀際に死角を作らない。
  • 合鍵を外に隠さない
    郵便受けや植木鉢の下などに予備鍵を置かない。
    侵入者は隠し場所を熟知しています。
  • 近所付き合い・あいさつを大切にする
    「声をかけられる地域」は空き巣に嫌われます。
    留守にするときは隣人にひと声かけておくのも有効です。

3-2. 窓の対策

侵入口として最も多い「窓」は、最優先で強化したい場所です。

  • 補助錠(サブロック)を付ける
    クレセント錠に加えて窓の上下にもう一つ鍵を付ける。
    1枚の窓に複数の鍵があると解錠に時間がかかり、侵入をあきらめさせやすくなる。
  • 防犯フィルムを全面に貼る
    ガラス破りに時間をかけさせる。
    鍵の周りだけでなくガラス全面に貼るのがポイント。
  • 面格子を付ける
    浴室・トイレ・小窓など、換気で開けがちな窓に効果的。
  • 防犯ガラス・防犯合わせガラスに交換する
    ガラス破りに非常に強い。
    リフォーム工事が必要。
  • シャッター・雨戸を活用する
    留守時や夜間に閉めることで、窓そのものを物理的に守る。

3-3. 鍵・玄関の対策

玄関は侵入口の第2位。鍵の強化で「こじ開け」「ピッキング」に備えます。

  • ツーロック(ワンドア・ツーロック)にする
    玄関に鍵を2つ付ける。
    解錠に時間がかかるため侵入抑止効果が高い。
  • ピッキングに強い鍵に交換する
    ディンプルキーなど、防犯性能の高いシリンダー錠に交換する。
  • サムターンカバーを付ける
    サムターン回し対策として、室内側のつまみにカバーを付ける。

3-4. 照明・防犯カメラ・ホームセキュリティ

「見られている」と感じさせる対策は、下見の段階で空き巣を遠ざけます。

  • センサーライトを設置する
    人が近づくと点灯する。
    死角や裏口に設置すると効果的。比較的安価。
  • 防犯カメラ・ダミーカメラを設置する
    カメラの存在自体が抑止力になる。
    録画機能付きなら被害時の証拠にもなる。
  • ホームセキュリティを契約する
    警備会社と契約し、異常を検知すると警備員が駆けつける。
    月額制で導入のハードルが下がっている。

3-5. 防犯性能の高い建物部品「CP部品」とは

玄関ドアや窓、錠などには、防犯性能が高いと認定された「CP部品」があります。

CPとは「Crime Prevention(防犯)」の頭文字で、侵入のための破壊行為に5分間以上耐えられると試験で確認された建物部品に与えられる認定です。

製品には「CPマーク」が表示されています。

リフォームや交換で防犯設備を選ぶときは、このCPマークを目印にすると、性能の高い製品を選びやすくなります。

ポイント

窓やドアを新調・リフォームする予定があるなら、CPマーク付きの製品を選ぶのがおすすめです。
「侵入に5分かかれば約7割があきらめる」というデータが、その効果を裏づけています。

3-6. 対策の費用目安

主な防犯対策のおおよその費用感をまとめました。

製品やグレード、施工業者によって変わるため、目安として参考にしてください。

対策費用の目安特徴
施錠の徹底・整理整頓0円最も効果的な基本対策
補助錠(窓・玄関)1,000〜5,000円程度自分で取り付け可能なタイプも
防犯フィルム5,000〜2万円程度全面貼りが原則
センサーライト2,000〜1万円程度死角・裏口に有効
面格子1〜3万円程度小窓・換気窓向け
防犯カメラ1〜5万円程度抑止力+証拠
鍵交換(ディンプルキー等)1.5〜3万円程度ピッキング対策
防犯ガラスへの交換数万円〜(窓のサイズ・枚数による)ガラス破りに強い
ホームセキュリティ月額数千円〜駆けつけ対応

4. 防犯設備の補助金を活用する手続き

防犯カメラや補助錠、防犯フィルムなどの購入・設置費用は、自治体の補助金で一部をまかなえる場合があります。

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4-1. 自治体の「住まいの防犯対策補助金」

多くの市区町村で、個人宅向けの防犯機器の購入・設置費用を補助する制度が設けられています。

近年の侵入犯罪への不安の高まりを受けて、令和8年度(2026年度)にも、東京都の町田市・八王子市・品川区・立川市など、多くの自治体で実施・受付が行われています。

補助の対象となる防犯機器の例は次のとおりです(自治体により異なります)。

  • 防犯カメラ
  • 防犯フィルム
  • 補助錠(サブロック)
  • センサーライト
  • 録画機能付きインターホン など

補助額は「対象経費の2分の1」「上限1万5,000円」のように上限が設けられているのが一般的です。

4-2. 都道府県による上乗せ補助

市区町村だけでなく、都道府県が補助を上乗せするケースもあります。

たとえば東京都では、区市町村が行う個人宅向け防犯機器の購入助成に対して、都が補助を行う事業を実施しています。

お住まいの自治体の制度に、都道府県の補助が組み合わさっていないかもあわせて確認しましょう。

4-3. 申請の流れと注意点

補助金は、申請の順序を間違えると受けられないことがあります。一般的な流れは次のとおりです。

  1. お住まいの自治体の制度を確認する
    対象機器・補助率・上限額・受付期間・予算の残りを確認します。
  2. 交付申請をする(購入・設置の前)
    多くの制度では、購入・工事の「前」に申請が必要です。
  3. 防犯機器を購入・設置する
    領収書や工事の明細を必ず保管します。
  4. 実績報告・請求をする
    領収書・設置後の写真などを添えて報告し、補助金が振り込まれます。
購入前の申請が必要なことが多い

多くの補助金は「申請して交付決定を受けてから購入・設置する」のが原則です。
先に買ってしまうと対象外になる場合があるため、必ず購入前に自治体へ確認してください。
また、予算上限に達すると年度途中でも受付終了となることがあります。

補助金の有無や内容は自治体ごとに大きく異なります。

お住まいの自治体名で最新の情報を確認しましょう。

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5. 被害に遭ってしまったときの手続き

どれだけ対策をしても、被害をゼロにはできません。

万一空き巣に入られてしまったときに、落ち着いて動けるよう、手続きの流れを確認しておきましょう。

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5-1. まず警察に通報する(現場を保存)

帰宅して侵入の形跡に気づいたら、家の中をむやみに片付けず、すぐに警察へ通報します。

  • 侵入者がまだ家にいる可能性があるときや、危険を感じたときは110番
  • すでに侵入者がいない場合も、最寄りの警察署や交番、または110番に連絡する

このとき重要なのが、現場をできるだけそのままにしておくことです。

指紋や足跡などの証拠が、捜査の手がかりになります。

盗まれた物の確認も、警察が来てから一緒に行うのが安心です。

注意

「片付けたい」「お風呂に入りたい」という気持ちはわかりますが、警察の現場確認(実況見分)が終わるまでは、室内をできるだけ動かさないでください。
証拠が失われると、犯人の検挙や保険請求に影響することがあります。

5-2. 現場確認と被害届の提出

警察が到着すると、現場の確認(実況見分)が行われ、被害状況や盗まれた物について聞き取りがあります。

そのうえで、被害届を提出します。

被害届を出すと、警察から受理番号が伝えられます。

この受理番号は、後の保険請求で必要になることが多いため、必ず控えておきましょう。

被害届の提出は法律上の義務ではありませんが、次の理由から提出をおすすめします。

  • 捜査・犯人検挙の手がかりになる
  • 火災保険の盗難補償を請求する際の証明になる
  • 後日、事情を聞くために警察署へ呼ばれることがある

被害届の具体的な出し方や、受理されないときの対処については、以下の手続きガイドで詳しく解説しています。

5-3. 火災保険(盗難補償)を請求する

空き巣による家財の盗難や、ガラス破りなどの建物の損害は、火災保険で補償される場合があります。

「火災」という名前ですが、多くの火災保険には盗難による損害も対象に含まれているためです。

請求の一般的な流れは次のとおりです。

  1. 保険会社・代理店に連絡する
    契約している火災保険の窓口に、空き巣被害に遭ったことを連絡します。
  2. 必要書類をそろえる
    保険会社の案内に沿って書類を準備します。
  3. 保険会社の確認を経て、保険金が支払われる
    内容が認められると、保険金が振り込まれます。

請求時に必要になりやすい書類・情報は次のとおりです。

  • 保険金請求書(保険会社所定の様式)
  • 警察の被害届の受理番号(事故受付番号)
  • 盗まれた物・壊された物のリスト
  • 盗まれた物の時価や購入を示す資料(レシート・保証書・写真など)
  • 建物や家財の修理見積書(破損がある場合)
現金や貴金属には限度額がある

現金の盗難は、補償の対象でも支払限度額(例:20万円など)が設けられていることが多くあります。
また、貴金属・時計・宝石などの高価品は、あらかじめ申告した「明記物件」でないと十分に補償されない場合があります。
ご自身の契約内容を確認しましょう。

保険金の請求には期限がある

火災保険の保険金を請求する権利は、原則として被害が発生したときから3年で時効になります(保険法による)。
被害に気づいたら、できるだけ早く保険会社に連絡しましょう。

火災保険の請求の流れや必要書類、期限については、以下の手続きガイドで詳しく解説しています。

5-4. 再発を防ぐ

被害後は、侵入された経路の補強を最優先で行います。

  • 壊された鍵・窓は早めに交換・修理する
  • 合鍵を盗まれた可能性があれば、シリンダーごと鍵を交換する
  • 侵入された窓・玄関に補助錠や防犯フィルムを追加する

同じ家が再び狙われる「再被害」も起こり得ます。「3. 今日からできる防犯対策」を参考に、弱点をふさいでおきましょう。

6. よくある質問(FAQ)

Q. 空き巣の被害届は必ず出さないといけませんか?

A. 法律上の義務ではありませんが、提出をおすすめします。

被害届の提出は任意ですが、捜査の手がかりになるほか、火災保険の盗難補償を請求する際の証明として受理番号が必要になることが多くあります。

被害が小さくても、後から保険を請求する可能性を考えて、提出しておくと安心です。

Q. 盗まれた現金は火災保険で戻ってきますか?

A. 補償対象でも、支払限度額が設けられていることが多いです。

多くの火災保険では、盗難による現金の損害も補償の対象になりますが、「20万円まで」などの上限が設定されているのが一般的です。

高額の現金を自宅に置いている場合は全額が戻るとは限らないため、契約内容を確認しておきましょう。

Q. 持ち家の窓に防犯フィルムを自分で貼ってもいいですか?

A. 自分で貼っても問題ありません。

持ち家であれば、市販の防犯フィルムを自分で貼ることができます。

ただし、効果を発揮させるにはガラスの全面にすき間なく貼る必要があり、サイズの大きい窓はきれいに貼るのが難しいこともあります。

確実性を求める場合は、施工業者への依頼も検討してください。

Q. 防犯カメラはダミーでも効果がありますか?

A. 一定の抑止効果は期待できますが、録画機能付きが安心です。

「カメラがある」と見せること自体が下見の段階で空き巣を遠ざけるため、ダミーカメラにも抑止効果はあります。

ただし、万一被害に遭ったときの証拠を残せるのは録画機能付きのカメラです。

予算に応じて、本物のカメラの設置も検討するとよいでしょう。

Q. 旅行などで長期間留守にするとき、注意することはありますか?

A. 「留守だとわからせない」工夫が大切です。

郵便物や新聞をためない(止めてもらう)、室内のタイマー照明を使う、SNSで旅行中だと発信しないなど、「人がいないこと」を悟られない工夫が有効です。

近所の方にひと声かけておくと、不審者への目が増え、より安心です。

7. まとめ

一戸建ての防犯対策は、特別な設備よりも先に、最も多い侵入手口である「無施錠」をなくすことが出発点です。

  • データを知る
    一戸建ては最も狙われやすく、侵入手口の1位は無締り(無施錠)。
    短い外出でも約3割が無施錠という実態がある。
  • 狙われない工夫
    施錠の徹底・整理整頓・近所付き合いなど、お金をかけずにできる対策から始める。
  • 物理的に守る
    侵入口の1位「窓」を最優先に、補助錠・防犯フィルム・面格子で強化。
    玄関はツーロックに。CPマーク付きの製品が目安。
  • 補助金を使う
    防犯機器の購入・設置には自治体の補助金が使える場合がある。
    購入前の申請が必要なことが多いので事前に確認を。
  • 被害時の手続き
    まず警察へ通報し現場を保存、被害届を出して受理番号を控え、火災保険の盗難補償を請求する。

「すぐ戻るから」のひと手間が、家と家族を守ります。まずは今日、出かけるときの施錠から始めてみましょう。

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