中学校の入学準備ガイド!必要なもの・費用・スケジュールまとめ
「中学校の入学準備って、何をいつまでに揃えればいいの?」と不安を感じていませんか?
小学校と違い、中学校では制服や体操服、指定の通学バッグなど、購入すべきものが大きく変わります。
費用も総額10万〜15万円ほどかかるため、早めの準備と資金計画が大切です。
この手続きガイドでは、公立中学校に入学する際の準備スケジュール・必要なもの・費用の目安をまとめました。
チェックリストとして活用できるようにまとめていますので、一つずつ確認しながら進めてみてください。
この手続きガイドは主に公立中学校への入学準備を想定しています。
私立中学校の場合は、学校ごとに指定品や手続きが大きく異なりますので、各学校の案内を確認してください。
小学校の入学準備については、以下の手続きガイドで解説しています。
1. 中学校入学までの準備スケジュール
中学校の入学準備は、入学式の約半年前から始まります。
「いつ、何をすればいいか」を把握しておくことで、直前に慌てずに済みます。
1-1. 10月〜11月ごろ
制服の情報収集
入学説明会を待たずに、制服の下調べを始めましょう。
10月〜11月には制服販売店が早割キャンペーンを行うこともあるため、早めに動くほどお得になる場合があります。
進学先の中学校がわかっていれば、制服のタイプ(学ラン・ブレザーなど)や取り扱い販売店を確認しておきましょう。
1-2. 1月ごろ
就学通知書が届く
自治体から「就学通知書」(入学通知書)が届きます。
お子さんが入学する中学校名と入学式の日程が記載されています。
多くの自治体では1月に届きますが、早い自治体では10月〜11月に届く場合もあります。
届かない場合や記載内容に誤りがある場合は、お住まいの市区町村の教育委員会に問い合わせてください。
進学先の決定通知
自治体によっては、就学通知書とは別に、1月に進学先の正式な決定通知が届く場合があります。
入学式の日程や入学説明会の案内も同封されていることが多いので、入学手続きが終わるまで大切に保管しましょう。
1-3. 2月ごろ
入学説明会
1月下旬〜2月にかけて、入学予定の中学校で入学説明会が開催されます。
詳しくは「5. 入学説明会について」で解説しています。
制服・体操服の採寸と注文
入学説明会の前後に、制服や体操服の採寸・注文が始まります。
採寸期間は1〜2週間程度と短い場合があるため、説明会後はすぐに動きましょう。
1-4. 3月ごろ
教材の購入
進学先の中学校で教材販売が行われます。
購入するものが多く、荷物が重くなるため、保護者が同行するのがおすすめです。
エコバッグなどを持参すると便利です。
制服・体操服の受け取り
3月下旬〜4月上旬にかけて、注文した制服と体操服を受け取ります。
受け取ったらタグを切る前に必ず試着して、サイズや名前の刺繍に間違いがないか確認しましょう。
小学校の卒業式
3月下旬に小学校の卒業式があります。
入学準備と並行して進むため、スケジュールに余裕を持っておくと安心です。
通学路の確認
小学校とは通学路が変わるため、中学校までのルートを事前に確認しておきましょう。
自転車通学の場合は、交通量や道路状況もあわせてチェックしておくと安心です。
1-5. 4月
入学式
いよいよ入学式です。
詳しくは「6. 入学式当日のガイド」で解説しています。
スケジュール計算ツール
入学式の日程に合わせて、各準備の目安時期を自動計算できます。
上記の日付は入学式の予定日から、一般的な期日で逆算した、それぞれの期限のあくまで目安です。
実際のスケジュールは学校からの連絡で確認してください。
2. 入学準備チェックリスト(必要なもの一覧)
中学校の入学準備で購入が必要なものを、カテゴリ別にまとめました。
学校によって指定品が異なるため、入学説明会の資料と照らし合わせて確認しましょう。
学校指定品とそうでないものを把握することが大切です。
指定品は入学説明会で配布される資料に記載されているので、説明会後に仕分けしましょう。
2-1. 制服・身だしなみ
- 制服(冬服上下)
- 制服(夏服上下)
- ワイシャツ/ブラウス(洗い替え含め2〜3枚)
- ベルト
- 靴下(学校指定色がある場合が多い)
- ネクタイ・リボン(学校による)
- 指定セーター・ベスト(学校による)
2-2. 体操服・運動用品
- 体操服 上(夏用・冬用 各2枚推奨)
- 体操服 下(ハーフパンツ・ジャージ)
- ジャージ上下
- 体育館シューズ
- 水着・水泳帽(プール授業がある場合)
2-3. 通学用品
- 通学バッグ(リュック)
- サブバッグ
- 通学靴(洗い替え用に2足あると安心)
- 上履き
- 自転車(自転車通学の場合)
- ヘルメット(自転車通学・地域による)
- レインウェア・カッパ
2-4. 文房具・学用品
- 筆箱(ペンケース)
- シャープペンシル・替え芯
- ボールペン(赤・青・黒)
- 消しゴム
- 定規・分度器
- ノート(教科ごとに必要)
- 下敷き
- 美術道具(小学校のものを引き続き使える場合もあり)
- リコーダー(小学校のものがソプラノの場合、アルトリコーダーが必要になることも)
- 辞書(英和辞書・国語辞書など。電子辞書の可否は学校に確認)
2-5. その他
- 名前つけ(持ち物への記名)
- タブレット関連(学校指定のケース・カバーなど)
- 学生保険(任意加入だが加入推奨)
- お弁当箱・水筒(給食がない地域の場合)
中学校は小学校に比べて名前つけの量が少なく、負担は軽めです。
ただし、制服や体操服には刺繍やアイロンシールで名前を入れる必要がある場合があります。
3. 入学準備にかかる費用の目安
公立中学校の入学準備にかかる費用は、合計で約10万〜15万円が一般的な目安です。
ただし、洗い替えを含めた十分な枚数を揃えると、15万円を超えることも珍しくありません。
費用の内訳
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| 制服一式(冬服・夏服) | 4万〜7万円 |
| 体操服・ジャージ | 1.5万〜2.5万円 |
| 通学バッグ・サブバッグ | 0.5万〜1.5万円 |
| 通学靴・上履き・体育館シューズ | 0.5万〜1.5万円 |
| 文房具・学用品 | 0.5万〜1万円 |
| 教材費 | 約1万円 |
| 合計 | 約10万〜15万円 |
追加でかかる可能性のある費用
上の表は基本的な費用の目安です。
家庭の状況や学校の所在地によって、さらに以下の費用が発生する場合があります。
- 自転車通学の場合
自転車本体(3万〜10万円)、ヘルメット、レインウェアなど - 部活動用品
入部する部活によって1万〜5万円程度(ユニフォーム、シューズ、道具類) - タブレット関連
学校指定のタブレットやケースの購入が求められる場合あり - 学生保険
任意加入の総合保障保険で3年分が数千円〜数万円
入学準備の費用は2月〜3月に集中します。
制服の採寸時に内金や全額を支払うケースもあるため、2月までに資金を準備しておくと安心です。
4. 制服の選び方と購入の流れ
入学準備で最も費用がかかるのが制服です。
3年間(学校によっては6年間対応の仕様もあり)着用するものなので、慎重に選びましょう。
制服購入の流れ
- 情報収集(10月〜)
進学先の中学校の制服タイプ(学ラン・ブレザーなど)と取り扱い販売店を調べる - 入学説明会で確認(2月)
学校指定の制服の詳細(デザイン、購入先、必要なオプション)を確認する - 試着・採寸(2月)
制服販売店で必ず本人が試着して、サイズと着心地を確かめる - 注文・支払い(2月)
採寸後に注文。内金または全額を支払う場合が多い - 受け取り(3月下旬〜4月上旬)
届いたらタグを切る前に試着して、サイズや刺繍の確認を行う
サイズ選びのポイント
中学生は成長期のため、ぴったりサイズよりも少し大きめを選ぶのが一般的です。
多くの制服は袖丈や裾を2サイズ分ほど伸ばせる仕様になっていますので、成長に合わせて調整できます。
- 冬服
3年間着ることを想定して、1〜2サイズ大きめを選ぶ家庭が多い - 夏服
毎日着る消耗品のため、洗い替えを含めて上下2セット以上あると安心
費用を抑える方法
- 早割キャンペーン
10月〜11月に制服販売店が早期予約割引を実施していることがあります - 制服リユース(お下がり・リサイクル)
自治体やPTA、地域のリユース団体が制服のリサイクル活動を行っているケースがあります。
上のお子さんがいる家庭から譲り受けるのも有効です
5. 入学説明会について
入学説明会は、中学校生活の概要や入学までに準備するものについて学校が説明する行事です。
入学準備を進めるうえで重要な情報が得られるため、できるだけ参加しましょう。
開催時期と内容
- 時期
1月下旬〜2月に開催されることが多い - 主な内容
学校生活のルール説明、カリキュラムの紹介、指定品(制服・体操服・通学バッグなど)の案内、提出書類の配布 - 参加者
保護者のみ、または保護者と子どもの両方(学校による) - 所要時間
1時間〜2時間程度
持ち物
- 筆記用具
- メモ帳
- スリッパ(上履き)
- 書類が入る大きめのバッグ
- 制服代(採寸が同日に行われる場合)
欠席する場合
仕事の都合や体調不良で出席できない場合は、事前に学校へ連絡すれば個別に対応してもらえます。
資料の受け取りや制服の採寸は後日調整可能なので、欠席しても入学に支障はありません。
入学説明会では、制服や体操服の採寸予約の案内があることが多いです。
採寸期間が短い(1〜2週間)場合もあるため、説明会後はすぐに予約を入れましょう。
6. 入学式当日のガイド
入学式は4月上旬に行われます。
持ち物や服装など、当日慌てないように事前に準備しておきましょう。
子どもの持ち物
- 制服(着用)
- 通学バッグ
- 上履き
- 下履きを入れる袋
- 筆記用具
- 提出書類(入学説明会で配布されたもの)
- サブバッグ(教科書などを持ち帰る場合)
保護者の持ち物
- 提出書類(保護者記入分)
- スリッパ(上履き)
- 下履きを入れる袋
- 筆記用具
- カメラ・スマートフォン
- 配布物を入れるバッグ
保護者の服装
入学式はフォーマルまたはセミフォーマルな服装が一般的です。
- 女性
セレモニースーツ、ワンピース+ジャケットなど。
明るめの色合い(白、ベージュ、パステルカラーなど)が多い傾向です - 男性
ダークスーツにネクタイ。
ビジネススーツでも問題ありません
入学式当日の流れ(一般的な例)
- 受付(クラス発表の確認、提出書類の提出)
- 入学式典(校長挨拶、来賓祝辞、新入生呼名など)
- 学級活動(担任紹介、教科書配布、今後のスケジュール説明)
- 保護者会・学年懇談会(PTA役員の選出など)
- 各自解散
7. 費用の負担を軽減する制度
入学準備の費用が負担に感じる場合は、自治体の就学援助制度を活用できる可能性があります。
就学援助制度とは
経済的な理由で就学が困難な家庭に対して、市区町村が教育費の一部を支援する制度です。
生活保護を受けている世帯(要保護)だけでなく、生活保護に準じる程度の所得の世帯(準要保護)も対象になります。
支援対象になる主な費目
- 学用品費
- 通学用品費(制服・通学バッグなど)
- 修学旅行費
- 校外活動費
- 学校給食費
新入学学用品費(入学準備金)
就学援助制度の中に、入学時に一時金として支給される「新入学学用品費」があります。
中学校の場合、6万〜10万円程度(自治体により異なる)が支給されます。
近年は、入学後ではなく入学前の2月〜3月に前倒しで支給する自治体が増えています。
対象になりそうな場合は、学校や自治体の案内を確認し、期限までに申請しましょう。
就学援助制度は申請しないと受けられません。
学校や自治体から配布される案内を確認し、対象になりそうな場合は早めに申請しましょう。
就学援助制度の対象条件や申請方法の詳細は、以下の手続きガイドで解説しています。
制服リユースの活用
制服のリユース(リサイクル)も費用を抑える方法の一つです。
詳しくは「4. 制服の選び方と購入の流れ」の「費用を抑える方法」を確認してください。
8. よくある質問(FAQ)
Q. 入学準備はいつから始めればいい?
A. 10月ごろから情報収集を始めるのがおすすめです。
就学通知書が届くタイミング(自治体によって9月〜1月)以降、制服の情報収集を始めましょう。
本格的な購入は入学説明会(2月ごろ)の後になりますが、早割キャンペーンがある場合は10月〜11月に動くとお得です。
Q. 制服は何着必要?
A. 冬服1セット、夏服1〜2セットが基本です。
冬服は1セットで3年間着るのが一般的です(袖丈・裾が調整できる仕様が多い)。
夏服は毎日着るので、洗い替えを含めて上下2セット用意すると安心です。
ワイシャツやブラウスは毎日替えるため、洗い替えを含めて2〜3枚は必要です。
Q. 小学校で使っていた文房具はそのまま使える?
A. 多くの文房具はそのまま使えますが、一部変更が必要な場合があります。
定規、消しゴム、下敷きなどはそのまま使えます。
ただし、中学校ではシャープペンシルが使えるようになる学校が多く、筆箱を新調する生徒も多いです。
絵の具道具、裁縫セット、習字道具は小学校からそのまま引き継げることが一般的です。
リコーダーは小学校のソプラノリコーダーからアルトリコーダーに変わる場合があるため、学校の案内を確認してください。
Q. 入学説明会に行けなかった場合はどうする?
A. 学校に連絡すれば個別に対応してもらえます。
毎年、仕事の都合や体調不良で欠席される保護者はいます。
事前に学校へ連絡すれば、資料の受け取りや制服の採寸について個別に案内してもらえるため、入学に支障はありません。
Q. 費用が厳しい場合はどんな支援がある?
A. 就学援助制度を利用できる可能性があります。
経済的に困難な家庭を対象に、市区町村が学用品費や通学用品費、給食費などを支援する「就学援助制度」があります。
中学校入学時には「新入学学用品費」として6万〜10万円程度(自治体により異なる)が支給されるケースもあります。
詳しくは「7. 費用の負担を軽減する制度」を確認してください。
Q. 入学式当日の保護者の服装はどうすればいい?
A. フォーマルまたはセミフォーマルな服装が一般的です。
女性はセレモニースーツやワンピース+ジャケット、男性はダークスーツにネクタイが多く見られます。
色味は明るめ(白、ベージュ、パステルカラーなど)が入学式では一般的です。
まとめ
中学校の入学準備のポイントを振り返りましょう。
- 準備は10月ごろから始める
就学通知書が届いたら制服の情報収集をスタートし、早割キャンペーンも活用する - 入学説明会(2月ごろ)が準備の本番
学校指定品の詳細が発表されるため、説明会後すぐに制服の採寸・注文を行う - 費用は合計10万〜15万円が目安
2月〜3月に出費が集中するため、早めに資金を準備しておく - 就学援助制度を確認する
対象になる場合は新入学学用品費(6万〜10万円程度)が支給される。申請しないと受けられないため、案内を見逃さないようにする - チェックリストを活用する
制服・体操服・通学用品・文房具など、カテゴリごとに準備の漏れがないか確認する
入学準備は項目が多く、費用もかかるため、早めにスケジュールを把握して計画的に進めることが大切です。
この手続きガイドのチェックリストやスケジュール計算ツールを活用して、一つずつ確認しながら準備を進めてみてください。
入学祝いの贈り方やマナーについては、以下の手続きガイドもあわせてご覧ください。
