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一周忌の準備完全ガイド〜香典・お布施の相場からマナーまで

一周忌の準備完全ガイド〜香典・お布施の相場からマナーまで
最終更新:2026年4月23日

「一周忌法要って何を準備すればいい?」
「香典はいくら包めばいいの?」
と不安を感じていませんか?

一周忌は、年忌法要の中でも特に大切な節目です。

施主として法要を取り仕切る方も、参列者として招かれた方も、初めての経験で戸惑うことが多いでしょう。

この手続きガイドでは、一周忌法要の準備スケジュールから香典・お布施の相場、引き出物・香典返しのマナー、服装まで、施主側・参列者側の両方の視点で解説します。

1. 一周忌とは?基本知識と四十九日法要との違い

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一周忌とは、故人が亡くなってから満1年目の命日に行う法要のことです。

年忌法要(一周忌・三回忌・七回忌など)の中でも、最も重要な法要とされています。

菩提寺の僧侶を招いて読経・焼香を行い、故人を偲びます。

法要の後にはお墓参りや会食(お斎)を行うのが一般的です。

一回忌と一周忌の違い

「一回忌」と「一周忌」は混同しやすいですが、意味が異なります。

時期内容
一回忌亡くなった命日そのもの葬儀が一回忌にあたる
一周忌亡くなってから満1年後遺族・親族を招いて法要を行う

つまり、一回忌は葬儀の日、一周忌はその1年後です。

四十九日法要との違い

四十九日法要は「忌明け」の節目にあたる法要で、故人が成仏するとされる重要な日です。

一方、一周忌は「喪が明けてから最初の大きな年忌法要」という位置づけになります。

四十九日法要と同様、一周忌でも香典・お供え物の持参、僧侶へのお布施が必要です。

ただし、表書きは四十九日以降は「御仏前」を使うなど、いくつかの違いがあります。

2. 一周忌の準備と流れ(施主向け)

初めて施主として一周忌法要を行う場合、2〜3ヶ月前から準備を始めましょう。

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2-1. 準備スケジュール

  • 2〜3ヶ月前
    日程の決定、僧侶への依頼、会場の予約
  • 1〜2ヶ月前
    案内状の送付(封書または往復はがきで出欠を確認)
  • 2〜3週間前
    出欠の集計、引き出物の手配、会食(お斎)の予約
  • 1週間前
    お布施・御車代・御膳料の準備、お供え物・お花の手配
  • 当日
    会場の設営、僧侶の出迎え、法要の進行
日程は前倒しが基本

一周忌は命日当日に行うのが理想ですが、平日の場合は参列者が集まりにくいため、命日より前の土日に前倒しするのが一般的です。
後ろにずらすのは避けてください。 これは葬送儀礼全般に共通するルールです。

2-2. 案内状の書き方

案内状は、参列者に法要の日時・場所を知らせるために、1〜2ヶ月前に送付します。

案内状の送り方には、主に次の2つの方法があります。

  • 封書で送る(正式)
    案内状の用紙(案内状やカード)と返信用はがきを白無地の封筒に入れて送ります。
    文章量が多い場合や、会場の地図を同封したい場合にも向いています。
  • 往復はがきで送る(略式)
    往信面に案内文、返信面に出欠確認欄を印刷して送ります。
    返信の手間が少なく、現在では最も広く使われている方法です。

どちらの方法でも失礼にはあたりません。

封書の場合は二重封筒を避ける

封筒に入れて送る場合、二重封筒(封筒が二重になっているもの)は「不幸が重なる」という意味になるため使いません。
白無地の一重封筒を使用してください。

案内状に記載する項目

  • 頭語・結語(「謹啓」「謹白」など)
  • 時候の挨拶
  • 法要の趣旨(故人の名前と一周忌法要の案内)
  • 日時・会場(住所・電話番号)
  • 会食の有無
  • 返信の期限
  • 差出人(施主の名前・住所)
案内状の慣例

弔事の案内状では、句読点(「、」「。」)を使わないのが慣例です。
句読点の代わりにスペースや改行で文章を区切ります。

案内状の文例(封書用)

以下は、封筒に案内状の用紙を入れて送る場合の文例です。

往復はがきで送る場合も、記載する内容は同じです。

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謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます

さて 亡父 ○○○○ の一周忌法要を
下記のとおり営みたく存じます

ご多用中誠に恐縮ではございますが
ご臨席賜りますようご案内申し上げます

            謹白

          記

日時 令和○年○月○日(○曜日)
   午前○時より

場所 ○○寺 本堂
   住所:○○県○○市○○町○-○-○
   電話:○○○-○○○-○○○○

なお 法要後に粗宴をご用意いたしております

お手数ではございますが ○月○日までに
ご出欠のお返事を賜りますようお願い申し上げます

令和○年○月○日
    施主 ○○ ○○

2-3. 法要の会場

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一周忌法要を行う場所は、主に以下の4つです。

  • 自宅
    少人数(家族・親族のみ)で行う場合に適しています。 仏壇がある部屋で、僧侶に読経していただきます。
  • お寺(菩提寺)
    檀家であれば、お寺の本堂を借りて行うのが一般的です。 僧侶との打ち合わせがしやすいメリットがあります。
  • 法要会場・セレモニーホール
    会場側で設営や進行をサポートしてもらえるため、準備の負担が軽くなります。
  • ホテル・レストラン
    大人数の法要に対応でき、会食もそのまま行えます。

菩提寺がない場合や、僧侶の手配にお困りの場合は、僧侶派遣サービスを利用する方法もあります。

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2-4. 当日の流れ

一般的な一周忌法要の当日の流れは次のとおりです。

  1. 参列者の集合・受付
  2. 僧侶の入場
  3. 施主の開式挨拶
  4. 僧侶の読経
  5. 参列者の焼香(施主から順に)
  6. 僧侶の法話
  7. 僧侶の退場・お布施をお渡しする
  8. お墓参り(墓地が近い場合)
  9. 施主のお礼の挨拶
  10. 会食(お斎)
  11. 引き出物を渡して解散

2-5. 施主の挨拶文例

一周忌法要では、施主が開式と閉式(会食前)に挨拶をします。

短く簡潔にまとめるのがポイントです。

開式の挨拶

本日はお忙しい中 亡○○(故人の名前)の
一周忌法要にお集まりいただき
誠にありがとうございます

早いもので ○○が旅立ってから一年が経ちました
皆さまのおかげで 本日こうして一周忌を
迎えることができました

それでは ご住職 よろしくお願いいたします

閉式(会食前)の挨拶

本日は 亡○○の一周忌法要にご参列いただき
誠にありがとうございました

おかげさまで 無事に一周忌法要を
執り行うことができました

ささやかではございますが お食事の席を
ご用意いたしました
○○の思い出話などをしながら
お過ごしいただければ幸いです

どうぞごゆっくりお召し上がりください

3. お布施の相場と封筒の書き方(施主向け)

一周忌法要では、僧侶に「お布施」「御車代」「御膳料」の3つを渡します。

3-1. お布施の金額相場

項目金額の目安
お布施3万円〜5万円
御車代5千円〜1万円
御膳料5千円〜1万円
  • お布施は、読経・法話をしていただいたお礼として渡します。
  • 御車代は、僧侶が会場まで来てくださった交通費としてお渡しします。
    法要をお寺で行う場合は不要です。
  • 御膳料は、会食(お斎)に僧侶が出席されない場合にお渡しします。
    僧侶が会食に参加される場合は不要です。
金額に迷ったらお寺に相談を

お布施の金額は地域やお寺によって異なります。
迷った場合は「お布施はいくらお包みすればよいでしょうか」と、お寺に直接相談して構いません。

3-2. 封筒と表書きの書き方

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  • 封筒
    白無地の封筒(郵便番号欄がないもの)を使用します。
    奉書紙で包むのがより正式な作法です。
  • 表書き
    上段に「お布施」または「御布施」、下段に施主の苗字またはフルネームを書きます。
  • 墨の濃さ
    一周忌は忌明け後の法要のため、濃い墨(毛筆や筆ペン)で書きます。
    通夜・葬儀で使う薄墨ではありません。

御車代は「御車代」、御膳料は「御膳料」とそれぞれ別の封筒に包みます。

3-3. お布施の渡し方

お布施は、以下の手順でお渡しします。

  1. 切手盆(小さなお盆)か袱紗の上にお布施を載せる
  2. 僧侶に表書きが読める向きにして差し出す
  3. 「本日はお忙しい中ありがとうございました」と一言添える

渡すタイミングは、法要の終了後が一般的です。 法要の前に渡す場合もありますが、お寺の慣習に合わせてください。

4. 香典の相場と袋の書き方(参列者向け)

一周忌法要に参列する場合、遺族から辞退の案内がない限り、香典を持参するのがマナーです。

4-1. 関係別の香典相場

故人との関係が近いほど、金額が高くなる傾向があります。

故人との関係香典の相場
親(実親・義親)1万円〜5万円
兄弟姉妹1万円〜5万円
祖父母5千円〜3万円
おじ・おば5千円〜3万円
その他の親せき3千円〜1万円
友人・知人3千円〜1万円
会社関係3千円〜1万円

年齢や社会的立場によっても変わります。

20代であれば相場の下限、30代以降は年齢に応じて上乗せするのが目安です。

4-2. 会食がある場合の上乗せ

法要後に会食(お斎)がある場合は、1人あたり5千円〜1万円を上乗せしましょう。

遺族は会場代や料理の費用を負担しているため、会食分を加味して包むのが配慮です。

4-3. 夫婦で参列する場合

夫婦で参列する場合は、2人分の金額を一つの香典袋にまとめて包みます。

金額の目安は2万円〜3万円です。

小学生以下の子どもが一緒に参列する場合は、子どもの分の香典は不要です。

4-4. 香典袋の選び方

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仏式の一周忌法要では、次のような香典袋を選びます。

  • 白無地の封筒に白黒の水引(結び切り)が付いたもの
  • 蓮の花が印刷された封筒も仏式用として使えます
  • 包む金額が高額(3万円以上)の場合は、双銀の水引が付いた香典袋を選ぶと丁寧です
水引の色に注意

地域によっては黄白の水引を使う場合もあります。
不安な場合は、地域の年配の方や葬儀社に確認すると安心です。

4-5. 表書きの書き方

一周忌の香典の表書きは、宗教によって異なります。

宗教表書き
仏式(仏教)御仏前、御香料、御香典
キリスト教式御花料
神式(神道)御玉串料、御榊料、御神前
「御霊前」は使わない

仏教では、四十九日を過ぎると故人は「仏」になるとされています。
そのため、一周忌では「御霊前」ではなく「御仏前」を使います。

書き方のポイント:

  • 水引の上段に表書き(「御仏前」など)を書く
  • 水引の下段に自分のフルネームを書く
  • 濃い墨(筆ペンや毛筆)で書く(一周忌は薄墨ではありません)
  • 中袋の表面に金額(旧字体の大字で「金壱萬圓也」など)、裏面に住所・氏名を書く

4-6. お札の入れ方

お札は中袋(中包み)に入れ、中袋を香典袋(外袋)に納めます。

中袋の表側に対して、お札は裏側(肖像画がない面)を上にして、肖像画が下にくるように入れるのが一般的です。

これは、弔事では「顔を伏せる」という意味が込められているためです。

ただし、一周忌は忌明け後の法要のため「表側・下向き」にするという見解もあります。

地域や慣習によって異なるため、迷ったら周囲の方に合わせるのがよいでしょう。

中袋を香典袋に入れる際は、香典袋の表面と中袋の表面が同じ向きになるように納めます。

また、以下の点にも注意してください。

  • お札の枚数は奇数(1枚・3枚・5枚)が基本(「2」「4」は避ける)
  • 新札と折れ目の多い古いお札は避ける
  • お札の種類を統一する
  • 複数枚の場合はお札の向きをそろえる

4-7. 香典の渡し方

一周忌法要では、会場に到着したタイミングで香典を渡します。

  1. 受付を済ませる
  2. 袱紗(ふくさ)から香典袋を取り出す
  3. 相手が表書きを読めるように向きを変える
  4. 「御仏前にお供えください」と一言添えて両手で渡す

袱紗は弔事にふさわしい寒色系(紺、灰色、紫など)を使いましょう。

5. 引き出物の選び方と相場(施主向け)

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引き出物は、一周忌法要に参列してくれた方へのお礼として、法要終了後にお渡しする品物です。

5-1. 引き出物の金額相場

引き出物の相場は3,000円〜5,000円程度が一般的です。

金額は参列者全員に一律で同じ品物を用意するのが基本です。

5-2. 引き出物に人気の品物

  • カタログギフト
    参列者が好きな品物を選べるため、最も人気があります。
  • お菓子(焼き菓子・せんべい・ようかんなど)
    日持ちがする消えもの(食べたらなくなるもの)が定番です。
  • 海苔・お茶
    軽くて持ち帰りやすく、弔事の引き出物として昔から定番です。
  • タオル・洗剤などの日用品
    実用的で喜ばれる品物です。
避けるべき品物

肉・魚などの生ものや、慶事を連想させる品物(昆布、鰹節など)は避けましょう。
「不幸を残さない」という意味から、消えもの(食品や消耗品)が好まれます。

5-3. のし(掛け紙)の書き方

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  • 表書き
    全国的には「」が一般的です。 関西地方では「粗供養(そくよう)」と書くケースが多くなります。
  • 水引
    黒白または双銀の結び切りを使用します。
  • 下段
    施主の苗字(「○○」)を書きます。

  • 濃い墨で書くのが一般的です。

5-4. 渡すタイミング

引き出物は、会食の終了後、参列者がお帰りになる際にお渡しするのが一般的です。

施主がお見送りをしながら、一人ひとりにお礼を伝えて手渡しましょう。

引き出物は、原則として1世帯に1つお渡しします。

夫婦で参列されている場合は、ご夫婦で1つです。

6. 香典返し(お返し)のマナー(施主向け)

一周忌の香典返しとは、参列者からいただいた香典に対してお礼の品物を贈ることです。

6-1. 引き出物と香典返しの違い

引き出物香典返し
意味参列のお礼香典(金銭)のお返し
金額一律(3,000〜5,000円)いただいた金額の1/3〜半額
タイミング法要当日法要当日 or 後日郵送

6-2. 当日返しと後日返し

  • 当日返し
    法要当日に引き出物と一緒にお渡しする方法です。
    3,000円〜5,000円程度の品物を一律で用意し、引き出物を兼ねる場合もあります。
  • 後日返し
    いただいた香典の金額を確認してから、1/3〜半額程度の品物を後日郵送する方法です。
    高額の香典をいただいた方には、個別に品物を選んでお返しできるメリットがあります。

最近では、引き出物を当日お渡しし、高額の香典をいただいた方にのみ後日追加でお返しするパターンが一般的です。

6-3. 香典返しの品物とのし

品物は引き出物と同様、消えもの(お菓子、海苔、お茶、洗剤など)やカタログギフトが定番です。

のしの表書きは「」が全国的に一般的です。

7. 一周忌のお供え物

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一周忌法要では、仏前にお供え物を用意します。

施主が用意するものと、参列者が持参するものがあります。

施主が用意するお供え物

  • お花(仏花・供花)
  • ろうそく
  • お線香
  • 果物
  • お菓子(和菓子が一般的)
  • 故人の好きだったもの

参列者が持参するお供え物

参列者は、香典とは別にお供え物を持参することがあります。

  • お菓子(日持ちするもの)
  • 果物
  • お線香
  • お花

お供え物には「御供」(おそなえ)の表書きで、のし紙を掛けます。

水引は黒白または双銀の結び切りです。

お供え物は施主に確認を

お供え物を持参する場合は、直接仏前に供えるのではなく、まず施主にお渡しします。
施主の「どうぞお供えください」という言葉を受けてからお供えするのがマナーです。

8. 一周忌の服装マナー

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一周忌法要の服装は、立場や状況によって異なります。

施主・遺族の服装

施主と遺族は、喪服(準喪服)を着用するのが基本です。

  • 男性
    黒のスーツ、白のワイシャツ、黒のネクタイ、黒の靴下・靴
  • 女性
    黒のワンピースまたはアンサンブル、黒のストッキング、黒のパンプス

参列者の服装

参列者も、基本的には喪服(準喪服)を着用します。

案内状に「平服でお越しください」と記載がある場合は、略喪服でかまいません。

略喪服とは、黒やダークグレー、紺色など地味な色合いの服装です。

ただし、「平服」と書かれていても、ジーンズやTシャツなどのカジュアルすぎる服装は避けてください。

施主より格上の服装は避ける

参列者が施主やご遺族よりも格式の高い服装をするのは、マナー上好ましくありません。
不安な場合は、事前に施主や他の参列者に確認しましょう。

子どもの服装

  • 制服がある場合
    学校の制服が正式な服装になります。
  • 制服がない場合
    白のシャツ(ブラウス)に黒や紺のズボン(スカート)など、落ち着いた色合いの服装を選びましょう。

9. 家族だけで一周忌を行う場合

最近では、家族や近い親族だけで一周忌法要を行うケースが増えています。

家族だけで行うことはマナー違反ではありません。

家族だけの法要で準備すること

家族だけの場合でも、基本的な準備は通常の一周忌と同じです。

  • 僧侶への依頼(お寺に連絡して日程を調整)
  • お布施・御車代・御膳料の準備
  • お供え物(花、お菓子、果物、故人の好物)の準備
  • 服装(家族のみでも喪服が基本)

会食なしの場合

家族のみで法要を行い、会食(お斎)を省略するケースもあります。

その場合、僧侶が会食に参加できないことになるため、御膳料(5千円〜1万円)を忘れずにお渡ししましょう。

親戚への報告

家族だけで一周忌を済ませた場合は、親戚に報告のはがきを送るのが丁寧です。

はがきには、以下の内容を記載します。

  • 一周忌法要を無事に終えた旨
  • 家族のみで執り行った旨
  • 生前のご厚情へのお礼
  • 日付・差出人

10. 一周忌に参列できない場合

一周忌の案内を受けたものの、都合がつかず参列できない場合もあります。

早めの連絡が大切

参列できないとわかった時点で、できるだけ早く施主に連絡しましょう。

まずは電話で事情を伝え、その後に案内状の返信はがきを出すのが丁寧です。

香典やお供え物を郵送する

参列できなくても、香典やお供え物を現金書留で郵送することができます。

短い手紙を添えると、より丁寧な印象になります。

よくある質問(FAQ)

Q. 一周忌の香典の表書きは「御霊前」と「御仏前」のどちらですか?

A. 仏式の場合は「御仏前」を使います。

仏教では、四十九日を過ぎると故人は「仏」になるとされています。

そのため、四十九日以降の法要(一周忌・三回忌など)では「御仏前」を使います。

「御霊前」は通夜・葬儀で使う表書きなので、一周忌では使わないようにしましょう。

Q. 一周忌の日程は後ろにずらしてもいいですか?

A. 後ろにずらすのは避けてください。

一周忌に限らず、法要の日程は命日より前に前倒しするのが基本です。

命日が平日で参列者が集まりにくい場合は、命日の前の土日に行いましょう。

後ろにずらすことは、葬送儀礼において好ましくないとされています。

Q. 一周忌の引き出物は一人ずつ渡しますか?それとも世帯に一つですか?

A. 原則として、1世帯に1つお渡しします。

夫婦で参列された場合はご夫婦で1つ、家族で参列された場合はご家族で1つです。

ただし、地域によっては大人1人につき1つ渡す慣習もあります。

周囲の方に確認してから用意すると安心です。

Q. 家族だけの一周忌でも香典は必要ですか?

A. 施主以外の家族は、香典を持参するのが一般的です。

家族のみの法要であっても、施主以外の家族(兄弟姉妹・子どもなど)は香典を持参するのが基本です。

ただし、施主から「香典は不要」と事前に連絡があった場合は、その意向に従いましょう。

まとめ

一周忌法要は、故人を偲ぶ大切な節目です。

施主として法要を取り仕切る方も、参列者として招かれた方も、事前の準備をしっかり整えておけば、当日は安心して故人を偲ぶことができます。

施主が準備すること:

  • 2〜3ヶ月前から日程・会場・僧侶を手配する
  • お布施(3万〜5万円)、御車代・御膳料を準備する
  • 引き出物(3,000〜5,000円)を手配する
  • 案内状を1〜2ヶ月前に送る
  • 会食の予約と段取りを確認する

参列者が準備すること:

  • 香典(御仏前)を故人との関係に応じた金額で準備する
  • 香典袋は濃い墨で「御仏前」と書く
  • 喪服(または略喪服)を用意する
  • 袱紗を忘れずに持参する
  • 案内状への返信を早めに出す

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